2015年 09月 21日
「運動会ばなし」後日談
「運動会は、今年から教室の椅子を運ばない事になって、
ブンちゃんとこみたいに紙で座布団を作ることになったの。
地面が濡れてたらイヤだから、ビニールを張って作ろう
と思っているの。お昼ご飯は運動場で、お父さんや
お母さんと一緒に食べるわよ」という。
開校以来、去年まで長年やっていたことをとりやめるという。
「階段から落ちたり、落としたり怪我をしてはいけないから」
と言う。
県教育委員会の決定事項か、文部科学省の方針か・・・?
自己中心な訳のわからぬ「保護者モンスター」が横行する今の
世の中、それに対しての処置をいろいろ講じているようだが、
親も学校・教育界も、「子ども」にとって何が最良なのか・・・
を常に考えていてほしいと思う。
怪我をして怪我の痛みを知り、どうすればいいかとか、「これ
から気をつけよう!」の気持ちも起る。
縦のつながりがあってこそ、下を思いやり、上を尊敬する気持ち
が芽生える。
人間同士のつながりがどんどん希薄になっているのは淋しいこと。
これからの「日本」、心配でたまらない!