2015年 11月 29日
香嵐渓・小原四季桜・世界遺産 白川郷と飛騨高山2日間・・また大失敗!
65才から81才の仲間7人、クラブツーリズムの「錦秋の
香嵐渓・小原四季桜・世界遺産 白川郷と飛騨高山2日間」
1泊バスツアーに参加。
当初8人で参加の予定だったが、80才Hさんは数日前に原因
不明の発熱で、用心のためにキャンセルとなった。
梅田7:45出発、まずは「香嵐渓」に向かう。
参加者41名、今までになかった状況発生で、そのうち16名
が中国系の外国人。
添乗員のMさんは中国語もできる方で、その上、バスガイドは
無しだったのだが、このMさん日本史大好き人間か、歴史や
地理に詳しい方で、次から次とガイド並みに案内して下さる。
4食付のツアーで、最初の昼食は途中で積み込まれたお茶付きの
『天むす弁当』を「香嵐渓」到着までに車中で頂く。
この弁当を頂く手前で“大失敗”に気がついた。
前夜、「ケイ」たちの写真をパソコンに取り込んで、SDカード
はちゃんとカメラにセットしたつもりでいたのに、弁当の写真を
撮ろうとカメラの準備を始めたら「カードが無い!?」
バッテリーはスペアを持参しているが、カードの予備は持っていない。
海外の時は予備カードも持参するが、次からは国内も必要かも・・・
“携帯”で撮るという方法もあるが、いまだに私“ガラケー”で、
スマホのようにきれいに写真は撮れず、枚数も限られてしまう。
ここで“救い手”が現れた!
ボラ仲間のYさんが、自分はスマホで撮って、デジカメの4Gの
カードを貸して下さるという。
「嬉しい!良かった!!ありがとう!Yさん」
愛知県豊田市「香嵐渓」に11:40到着。
ずい分賑わっているが、地元の方曰く、「今年は異常気象で冷え込み
方が足らなくて紅葉の色合いが悪い」とおっしゃる。
「こんなことは初めて・・・」と・・・
終盤に近づいてはいたが、それでも駐車場から待月橋を渡り、巴川
沿いにつり橋(香嵐橋)までを往復したが、きれいに紅葉している
場所もあって目の保養は十分にできた。
すぐそばの“四季桜”の「小原(おばら)ふれあい公園」へ移動。
ここは桜もほとんど散っていて、もみじも終りに近く、滞在わずか
30分だったが、走り出してから他にきれいに咲いている場所が
あって、「添乗員Mさん、うらめしい・・・」だ。
そちらは駐車場が狭くて敬遠したらしい・・・
豊田市と言えば、車の「TOYOTA」が思い浮かぶが、「香嵐渓」
といい、「小原四季桜」といいなかなか良い場所がある。
北へ大移動して今夜の宿は岐阜県・下呂温泉、会員制リゾートホテル
「オテル・ド・マロニエ下呂温泉」
洋間2室、和室1室の3部屋に分かれて、食事はレストランでとり、
大浴場と露天風呂で温泉を悠々と楽しむ。
旧式のドアの鍵の締め方がわからない人がいたり、鍵を持たないで
部屋を出て鍵が閉まりフロントにご厄介になったり、締めたつもりで
お風呂に行った人がいて、誘いにいったら誰もいないのにドアは
開いていたり・・・帰りのバスでは、ホテルから添乗Mさんに電話が
入り、仲間のKさんがお値段の張るネックレスを部屋の引出しに忘れて
いたのを保管して下さったそうで、「ホテルから忘れ物の連絡を貰う事
なんてまずありません」とおっしゃっていたが、わざわざ知らせて
くださり、後日、送料着払いで送ってくださるという。
夕食はIさん、Nさん、私の3人は生ビールを手に、賑やかに
おいしく頂く。
7人いると、少食な人の余り物がどんどん流れてくる。
こうして、またまた体重が増えていく・・・でも、おいしいのよね!
2日目は8:30にホテルを出て、一路北上して、小京都・飛騨高山と
世界遺産 白川郷へ・・・
昨日は好天に恵まれたが、今日の予報は曇りで所によっては雨か雪
が降るという。
白川郷は昨27日、初雪が降って10センチ程の積雪があったという。
どちらも何度も来ている場所だが、高山は滞在90分間、良い塩梅に
気温は低いが曇天で傘なしで観光できた。
清酒「芳醇 深山菊」舩坂酒造のカフェで、Yさん、Nさんと頂いた
“甘酒”の美味しかったこと。
ほとんど散っていたが、「国分寺」三重塔脇の銀杏の大木の立派なこと。
「小京都・高山」、やはりここは何度来ても良い町だ。
高山で昼食を済ませて、国道筋に表示される気温が0度を示す東海北陸
自動車道を再び北上して、10710メートルの長い「飛騨トンネル」
を越したところが「白川郷」。
実にトンネルの数54本。
途中、どんどん雪景色の広がりが深くなり、雪のない国から来た外国の
人たちは大喜びだった。
13:40に着いて、ここは滞在70分しか取って貰えなくて、私以外
は駐車場近くの喫茶で過したり、みやげ物店を梯子したりだったらしいが、
何度来ていても、その時々で町の表情は違うもの。
昨日からの雪と今日も降っていたらしく、庄川にかかる「であい橋」を
渡るのだが、積もった雪で橋の中ほどが融けた雪で水深10センチ
足らずの水たまりになっていて、行列が続いていてなかなか進まない。
念のため、私は靴底の溝の深いブーツを履いて行っていたが、中には
ヒールやペッタン靴の人がいて難儀している。
ここも独特の集落の雰囲気が何度来ても素晴らしい町だ。
時間が近づいてバスに戻るという時になって、しびしびと降り出し、
夜にはきっと雪になるのだろう・・・
15時に走り出したが、それから入ってくるバスもあって、夕方以降
には積もっている雪が凍りついて大変なことだろう・・・
2か所でトイレ休憩をして、夕食もSAで買いこんで車中で食べて、
大した渋滞もなく、大阪・梅田にはほぼ予定通り20:30に帰着した。
次は『蟹』だ!! これまた楽しみ!楽しみ!!