「美しき西九州 平戸・天草諸島と唐津・九十九島3日間」の旅(2)

あっという間の三日間、最終日9/24、今日も素晴らしいお天気。

23日、娘の舅さんが持病の心臓系の具合が悪化して娘が付き添い、入院された
という連絡が入り心配したが、どうしようもない旅の空・・・落ち着いたようで
少しホッとして、それでも気にしながら旅を続けていた。
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ホテル8:30出発。
まずは、宿から10分ほどの天草夕陽八景に選ばれている「妙見浦・十三仏公園」
で“象岩”などきれいな海と散在する小島や岩など、雄大な景色に心広々として
15分ほど過ごし、4人勢ぞろいで象岩をバックにパチリ!

ここから「ロザリオライン」を走って「大江天主堂」に向かうのだが、3日間使用
のバスは久留米のバス会社らしいが、「くろき交通」と言い、初日小倉駅を走り
出して、最初に高速に上がる時も左折する道路を行き過ぎてバックしていたが、
今日も妙見浦を出た後、一旦出発してきたホテル望洋閣の近くまで戻ってしまい、
マイクを持って案内をしていたガイドさんが、「おかしい?」と10分ほど走った
ところで気がついて、添乗員のTさんも慌てた様子で話に入り、方向転換して妙見浦
の手前まで戻り、そこから「ロザリオライン」に進路をとって、20分余りのロス
をして9時半に「大江天主堂」に到着した。
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“プロ”、地元のドライバーでありながら、こんなことは初めてでみっともない限り。
ナビをつけていながら、次の段階に設定したというが、これもおかしい・・・

急な坂道と石段が10分ほど続き、今回は高齢者も多く、結構きつい!
「6月のクロアチア・プリトヴィツェ湖群公園、3時間半もよく歩き通せたものだ」
と感心しながら歩いていた。

白亜のロマネスク様式の教会「大江天主堂」
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徳川幕府の禁教時代にも「隠れキリシタン」として信仰を続けた人たちと、明治25年
32才でこの地を訪れたフランス人ガル二エ神父が昭和8年に完成させた天主堂で、
昭和16年82才で亡くなるまでの49年間、「バアテルさん」と呼ばれ慕われた方。

「殉教公園」に進み、12/4まで無料公開されている「天草キリシタン館」に入る。
館内は撮影禁止。
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「天草・島原の乱」を中心とした天草キリシタン史を10分ほどのスライドで見せて
もらい、4つのゾーンに分けて展示された数多くの展示物を見せてもらった。

天草瀬戸大橋を渡って、天草上島へ。
「天草松島」の天草四郎像の前で集合写真を撮り、“パールセンター”で、オプション
のランチをいただき、あとは天草五橋を渡って、途中土産物店に立ち寄って、一路
「博多」へ・・・午後はひたすら走るだけ。
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走行キロ1000キロ以上になるといわれていたが、最後に何キロ走ったかを聞き忘れて
しまった。

21:01に無事、新大阪駅着。

最年長は間もなく82才から66才までの4人、いつものメンバーで「行きたい!」と
言いながら目が悪かったり、股関節の治療や入院間近で行けなかった人もあり、年と
ともに段々声をかけても行けなくなっている人がいる。
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なんだかんだと言いながらもこうして無事に『旅』を楽しめることに感謝しよう!!

≪追記≫
今回、熊本市内には立ち入らないツアーだったが、9/24の帰路、天草から福岡・博多へ
九州縦貫道を走行中、熊本地震で最も被害の大きかった益城町を通過しているとき、
どこよりも、まだまだ青テントの風景が多く目立ち、「がんばれ!!」と思う気持ちと
ともに涙が滲んできた。

仮設住宅や避難所で暮らす人たちがまだ残る今、一日も早い復興を祈ると共に
「がんばれ!九州!!」の声援を送ります。


by kokko48513 | 2016-09-28 00:09 | 旅のつれづれ | Comments(0)

好奇心旺盛と明るさがとりえの旅大好き人間・・おもむくままの旅模様&etc.etc


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