2006年 03月 08日
「タカラヅカ・ベルばら」と「越路吹雪物語」
今日7日は大阪松竹座で池畑慎之介さんの「越路吹雪物語」
片や女性が男役、もう一方は男性が女役。
舞台なればこそ・・・楽しくて、おもしろい!
朝海さんのオスカルは女性としてのかわいさ、ひたむきさも
顔を出し、ストーリーも今までにない全く新しい筋立てで
「こういうベルばらができるんだ・・・」と新鮮な気持ちで拝見できた。
一方、池畑さん(ピーター)のお芝居は初めて拝見したが、
評判どおり『越路さん』が乗り移ったほどに、よくぞここまで研究
されたと感動してしまったが、仕草や歌唱シーンもそっくりで、
加えて『岩谷時子さん』を演じる高畑淳子さんのベテランの味のある
ひそやかで控えめな演技がなんとも言えずこのお芝居を格別の
ものにしている。
このお芝居は、池畑さんと高畑さんのおふたりがあってこそ
20世紀最後の歌姫(ディーバー)『越路さん』を蘇らせることが
できたのではないだろうか・・・
お二人ともこれを持ち役にして、今後何度でも時々見せて頂きたい。
いいですね!やっぱり「ナマの舞台」は最高です!!
皆さん是非、足をお運びになって楽しんでみられては・・・!