浅草界隈ひとり歩き

先週末、夜行バスで往復の東京への“ひとり旅”

恵比寿ガーデンホールでの市川右近さんたちの
お芝居、リーディング・スペクタクル「優雅な秘密」
「下町日和」を昼と夜に分けて拝見するため。
ついでに(おっと失礼!)歌舞伎座で「八月納涼歌舞伎」
も拝見!!

昼の開演は14:30から。
朝、ホテルをチェックアウトして久しぶりに浅草界隈へ。

娘とふたりの「野次喜多道中」も、家族みんなで
ワイワイがやがやも楽しいが、たまにひとりで
好きな所へ好きな時間に行って、好きな物を観て
食べて買って・・・も楽しいもの。
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浅草寺は中の宝蔵門が改修工事中だったが通りに
面した雷門・本堂はいつも通りの姿で迎えてくれた。
老若男女・日本人外国人入り混じって物凄い人出・・・
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お参りのほかにこの界隈には楽しみがいっぱいある。
雷門脇の「黒田屋」さんで季節の飾り物や絵葉書を買い
仲見世「助六」さんを覗いて「江戸細工」の今は値段も
上がって手を出せなくなってしまったが、いつも“見てるだけ”で
楽しませていただく。浅草界隈ひとり歩き_a0052666_18335362.jpg
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今回はかわいい「お点前セット」の飾りが目に
飛び込んできて、値段もお手ごろ「買うなら、今だ!」と
手を出してしまったのが写真の物。

1985年の上京の折に3500円で買った「生蕎麦屋」の
飾りと同様の物が現在すべて一桁高くなって並んでいる。
店番の女性は「ここ10年は値上げもしてないんです・・・」
とおっしゃっていたが、これだけ細かい細工を出来る人も
少なくなっているだろうし、時間もかかるだろうし
仕方のないことなのだろうが・・・
つぶやき・・「あの当時、もっと買っとけばよかったな・・・」

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次は“食”へ。
「梅園」さんの名物『あわぜんざい』を頂かないことには
ここに来た甲斐がない。
むっちり美味しい粟餅に甘すぎない漉し餡がのり、
真夏にあつーい「あわぜんざい」も乙なもの。
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「舟和」さんの芋羊羹を横目に見ながら、通りをひとつ外れて
「箱長」さんという江戸小物や箪笥などを商うお店にも目の
保養によせてもらい、他にも寄りたいお店はまだあるが
時間の都合で私の今回の『浅草旅』はこれで終わり・・・

何回行ってもその時どき楽しませてもらえる下町「浅草」は
本当に素敵な町。
次は「大黒家」さんの天丼か、「小柳」さんのうなぎを
頂かなくっちゃ!!
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by kokko48513 | 2006-08-16 18:27 | 旅のつれづれ | Comments(0)

好奇心旺盛と明るさがとりえの旅大好き人間・・おもむくままの旅模様&etc.etc


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