2006年 08月 16日
浅草界隈ひとり歩き
恵比寿ガーデンホールでの市川右近さんたちの
お芝居、リーディング・スペクタクル「優雅な秘密」と
「下町日和」を昼と夜に分けて拝見するため。
ついでに(おっと失礼!)歌舞伎座で「八月納涼歌舞伎」
も拝見!!
昼の開演は14:30から。
朝、ホテルをチェックアウトして久しぶりに浅草界隈へ。
娘とふたりの「野次喜多道中」も、家族みんなで
ワイワイがやがやも楽しいが、たまにひとりで
好きな所へ好きな時間に行って、好きな物を観て
食べて買って・・・も楽しいもの。
浅草寺は中の宝蔵門が改修工事中だったが通りに
面した雷門・本堂はいつも通りの姿で迎えてくれた。
老若男女・日本人外国人入り混じって物凄い人出・・・
お参りのほかにこの界隈には楽しみがいっぱいある。
雷門脇の「黒田屋」さんで季節の飾り物や絵葉書を買い
仲見世「助六」さんを覗いて「江戸細工」の今は値段も
上がって手を出せなくなってしまったが、いつも“見てるだけ”で
楽しませていただく。
今回はかわいい「お点前セット」の飾りが目に
飛び込んできて、値段もお手ごろ「買うなら、今だ!」と
手を出してしまったのが写真の物。
1985年の上京の折に3500円で買った「生蕎麦屋」の
飾りと同様の物が現在すべて一桁高くなって並んでいる。
店番の女性は「ここ10年は値上げもしてないんです・・・」
とおっしゃっていたが、これだけ細かい細工を出来る人も
少なくなっているだろうし、時間もかかるだろうし
仕方のないことなのだろうが・・・
つぶやき・・「あの当時、もっと買っとけばよかったな・・・」
次は“食”へ。
「梅園」さんの名物『あわぜんざい』を頂かないことには
ここに来た甲斐がない。
むっちり美味しい粟餅に甘すぎない漉し餡がのり、
真夏にあつーい「あわぜんざい」も乙なもの。
「舟和」さんの芋羊羹を横目に見ながら、通りをひとつ外れて
「箱長」さんという江戸小物や箪笥などを商うお店にも目の
保養によせてもらい、他にも寄りたいお店はまだあるが
時間の都合で私の今回の『浅草旅』はこれで終わり・・・
何回行ってもその時どき楽しませてもらえる下町「浅草」は
本当に素敵な町。
次は「大黒家」さんの天丼か、「小柳」さんのうなぎを
頂かなくっちゃ!!