2007年 04月 24日
『スペイン・ポルトガル9日間の旅』 その12
ホテルの前は道が狭い上に両側に路駐の車がズラッと
あって、バスがなかなか入ってこられない。
9時出発予定が30分遅れで、まずは「スペイン広場」へ。
この国には「スペイン広場」がいくつあるのだろう・・・
1929年イベロ・アメリカ博覧会の会場として作られたもの。
スペイン各県の特徴や歴史をタイルで描いた58のベンチ
があり、建物のいたる所きれいなタイルが目をひく。
車窓から『カルメン』の舞台となった“煙草工場(今は
大学)”やマリア・ルイサ公園を見ながらムリーリョ公園
で下車。ここに“コロンブス記念像”がある。
かつてのユダヤ人街『サンタ・クルス街』を散策。
1492年ユダヤ人が追放されてから、セビリアの貴族が
住みついた街。フリータイム少々貰ってブラブラ・・・と。
ミサをやっていて11時からしか入れてもらえない大聖堂・
カテドラルに、いくつものグループが並んで待って、一番
乗りで入場。
スロープで34Fと表示のある『ヒラルダの塔』へ、人の
少ない間に先に上がる事になり「ヨーイドン!」
67、65、5?才がドンドン先に上がり、若い人のほうが
青息吐息状態で後ろのほうからついてくる。
高さ97メートルという上からの眺めの素晴しいこと。
四方から「セビリア」の街が一望できる。
1401~1519年約1世紀余りをかけて建てられたカテドラル
は、スペイン最大、ヨーロッパの聖堂としてもローマの
サン・ピエトロ、ロンドンのセント・ポール寺院に次いで
3番目の規模を誇る素晴しいもの。
見どころもイッパイで到底時間が足らない。
まだまだ行ってない国もたくさんあるのに、「もう一度
来たい!!」と思うところが有りすぎて、時間とお金が
「あったらいいのに・・・」と思ってしまう。