2007年 05月 05日
『スペイン・ポルトガル9日間の旅』 その16
リスボン発の航空便が14:45という事で、いい塩梅に
午前中は“自由行動”の時間となり、地下鉄で中心部
「ロシオ」まで添乗員のTさんも含めて9人で移動する。
広場へ出た所で四方八方へ解散!
市電に乗る人、サン・ジョルジェ城へ向かう人、
ブランド品のショッピングに直行する人・・・様々。
私はズラッと並んでいる店を覗きながら、市電道を
南方向へ進み、陶磁器やアズレージョの店、
マディラ島の綺麗な刺繍のクロスやハンカチの店、
コルク製品やみやげ物を広く扱っている店などに
次々とお邪魔する。
鰯の漁をするリスボンの船乗りが乗り込んだ素敵な
船の飾り物を見つけて、4.95ユーロで購入。
どこにも無かった物で、こんなに嬉しいことはない。
オーナー夫人か、年老いておられるがとても品の良い
“おばあちゃん”がニコニコと商品の説明をして下さる。
ポルトガル語が話せたら楽しいことだろうに、残念!
昨日バスの中から見えたサンタ・ジュスタの
エレベーター方向に歩いていたら、目の前に
立派な教会が現れた。
入口の前の階段に男性の“ジプシー”が物乞い
をしている。入っていくと何人かの人が礼拝に
訪れていて、こちらも敬虔な気持になり参拝と、
脇においてあるかわいいキャンドルを「どうぞ
みんなが元気に過ごせますように・・・」と、
40セントで1本立てて教会を後にした。
ロシオ広場では名物の花屋さんが開店準備中。
車の男女が「道を譲らない!」で大喧嘩になっていて、
これを野次馬で楽しんでいたら“機動隊”みたいな
お巡りさんが何人も乗った警察の車が駆けつけた。
それでもまだ口喧嘩は止まない。
この国の人は熱いな、きっと。
まだ開いてない店もあるが、通りを楽しみながら
歩いていくと5.6人の人が並んでいるエレベータ
のチケット売り場に出た。
2ユーロ。あとでわかった事だが、このチケットで
バスや市電にも乗れたらしい。といっても、私には
時間が無かったが。
丁度、一人参加のKさんと乗り場で一緒になり、
乗り合わせた上品な金髪のご婦人方に片言の
英語で承諾をいただいて写真を撮らせてもらい、
上の展望台で360度の景色に感嘆の声を
あげながら、写真の撮りあいっこをして、時間が
迫っていることでもあり、地下鉄へと急いだ。
ポルトガル航空356便と、ヒースロー空港で
2時間程の乗り継ぎ待ちでJAL422便に乗り、
15時間弱の飛行時間で関空には3/29(木)
15:55着陸予定。
13+1名のまとまりやすい人数で、添乗の
Tさんには「痛いハプニング」があったが、
お天気に恵まれ、比較的ゆっくりとした行程で、
終始笑い声に包まれた楽しい旅も間もなく終わる。
また行ってみたい国だが、遠い国だけに
足腰の丈夫な元気な間に再度チャンスは
巡ってくるだろうか・・・
Tさん、皆さん「楽しい旅」を有難うございました。
Gracias! Obrigada!!