「病院ボランティア」風景2題

今日の病院ボランティアで笑うに笑えない話

病院の玄関に路線バスが着き、降りて来たお客の中の市内在住
83才の男性。キチッとした背広姿。実は痴呆症とか。
「病院ボランティア」風景2題_a0052666_17992.jpg

以前に奥様と来られたことがあるそうで、今日は診察を受ける
日でもない
のに、奥様の留守の間にひとりで来られたという。

ボラ仲間のHさんが長いこと相手をしてあげたが埒があかず、
看護士さんにバトンタッチ。

これまた話は行きつ戻りつ、他の患者さんの相手もしなければ
ならず、「どうすればいいのか・・・」状態。
「病院ボランティア」風景2題_a0052666_110340.jpg

と、件の男性「ハンカチを買いたい」とおっしゃり、二階の
売店にご案内することに。

少し離れた所にいたHさん、ずっとお相手をしていた行きがかり上、
「ご案内しますわ」とエレベーターへ。

病気の話しをしていた思い込みで、Hさん“売店”でなく“内科”
ご案内して戻ってきたという。 大笑い。

慌ててHさん二階へ。
と、内科からちゃんと売店へご自分で行かれて「ハンカチ」
買われていたそう。 ホッ!!

12時になって、我々の引き揚げる時間になっても、ロビーの
長椅子に背筋を伸ばして坐っておられる。
Hさんがバスの時間を言って声をかけても帰る風もない。

「外をウロウロされるより、ここの方が安全か・・・」
「病院ボランティア」風景2題_a0052666_1152253.jpg

ちゃんと自宅へ帰り着かれただろうか・・・
いつかは我々も通る道かも知れない。


大笑いの話
早番で出た私、外来受付に並ぶ男性のそばに行くと“汗臭いこと”

内なる声「今日はそんなに暑くないのに、朝からこんなに汗臭い
なんて、この人、昨夜お風呂に入ってないのかしら? 不潔だね・・・」


が、次の男性も、そのまた次の男性も汗臭い。「男はイヤだね」

周りに人がいない所に行っても「ん?」まだ汗臭い!
「病院ボランティア」風景2題_a0052666_1202530.jpg

情けない!自分じゃないの!!
先週は暑くて、汗だくだくで仕事をして、その汗の付いた制服を
ロッカーに入れて帰ったのが悪臭を放っているんだ!!

疑ったみなさん、ごめんなさい!
同じロッカーを使っているボラ仲間のみなさん、ごめんなさい!

事務所のNさんに話したら、「ちょっとおいで・・・」
テレビで盛んにCMをやっている“○ぶ○ー○”をシュッシュッ!

わが家では使っていないが、効果てき面!!
すーっと匂いが消えた。大したもんだ。

でも、身体や大気には大丈夫?
「病院ボランティア」風景2題_a0052666_1262985.jpg

家に持ち帰って早速“洗濯”いたしました。
by kokko48513 | 2008-09-11 01:27 | 病院ボランティア | Comments(0)

好奇心旺盛と明るさがとりえの旅大好き人間・・おもむくままの旅模様&etc.etc


by kokko48513