「お江戸」・・・歌舞伎と藤と天神さん、そして清澄庭園

4/23~24、ホテル1泊で東京へ。

23日、「新橋演舞場」で千秋楽を迎えた通し狂言「四谷怪談
忠臣蔵」
観劇が第一目的。

6月には名古屋・中日劇場でも同じ演目での公演が控えている。

「四谷怪談」と「忠臣蔵」、二つの世界が一つになって、縦横
無尽に駆け巡る!
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石川耕士さんの脚本、猿之助さんの演出、右近さんが四役
勤め、宙乗りや、大詰めには何トンもの本水使用の大滝が現れ、
豪快な立ち回りもあり、まさに「猿之助歌舞伎」!!

3回目のカーテンコール、舞台中央には師匠・猿之助さん。
「わあっ!」と客席総立ちで大感動!!
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いつもながらの“貧乏人根生”で、「折角、東京まで来ているん
だから・・・」
と、メトロ1日券を駆使して歩き回る。

まずは、ホテルロビーのパソコン・インターネットで4/18から
「亀戸天神藤まつり」が開催されているというのをキャッチ!

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“藤の花が都内随一”という『亀戸天神社』
へ。
日曜日で、大変な人出でにぎわっている。
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が、“藤の花”はここしばらくの寒の戻りで縮み上がったのか、
まだまだ満開にはいたらず、ポスターのように垂れ下がる状況は
当分先になりそうだ。
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ご近所の商店主が「去年は咲かなかったんですよ」と、仰言って
いた。

次に訪れたのが、今まで何度も気になりながら、足を延ばせない
ままだった都指定名勝第1号の『清澄(きよすみ)庭園』へ。
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江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡とも伝えられ、時の人、
岩崎弥太郎が明治11年に社員の慰安や貴賓招待の場所として
造園を計画、明治13年に「深川親睦園」を開園したという。
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81,091.27平方メートルの「回遊式林泉庭園」
入場料一般150円、65歳以上70円。
メトロ1日券の提示で50円に割引。 ありがたい!
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見事に手入れされた園内は、つつじやさつき、菖蒲や紫陽花など
にはまだまだほど遠いが、八重桜が咲き誇り、他にもあちこちに
配された花々が心を慰めてくれる。

鯉や亀、水鳥が遊び、池のよどみに無数の「おたまじゃくし」が、
客が放り込んだ麩のえさに真っ黒になるほどに群れている様は、
生まれて初めて目にしたような・・・すごい光景。
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帰路につく前に、28日の千秋楽で建て替えのために幕を閉じる
『歌舞伎座』前へ。

カメラにその姿をとどめよう…という人たちでごった返している。

今回の“足”は、盛んに流れているテレビ・コマーシャルで気に
なっていた『ピンクのバス・WILLER TRAVEL』
夜行高速バス「女性専用車」を初めて往復利用する。
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曜日によって「シニア割引」もあり、車内にトイレ設備もあるが、
途中のサービスエリアでトイレ休憩も2回あり、座席もゆったり
きれいでなかなか良かった。

夜行バスでの往復の利点は、日がな一日、たっぷり目いっぱい遊ん
でいられること。


22:10発のバスに乗るべく、新宿西口の乗り場へ。
翌朝7:00、大阪駅桜橋口到着。
今回の「旅」も無事終わった・・・都会は疲れるけれど、楽しい!!
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by kokko48513 | 2010-04-26 01:53 | 旅のつれづれ | Comments(0)

好奇心旺盛と明るさがとりえの旅大好き人間・・おもむくままの旅模様&etc.etc


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