2010年 07月 15日
「ボランティア」は不要??
メンバーになって、私はまだ6年しか経たないが、昭和59年の
創始以来約26年間、4000時間以上も続けている人もいる。
担当は病棟や滅菌室・放射線室・手術室・検査室や図書・ミシン、
お話し相手や我らのような外来での手伝いをするもの・・・
作業は、シーツ切りやガーゼへの軟膏塗り・・・他、多岐にわたっている。
26年間、ほとんど同じ場所、同じやり方で先輩たちが『奉仕』の
精神をもって脈々と延々と続けてきた作業・・・
近年、産科や心療内科・・などが無くなり、病院長もかわり、最近、
看護部長も新しく就任され、人事もいろいろとかわった。
昨14日、看護部の管理者会議があり、ボランティア側からも当年の
代表ほか数名が参加したそうだが、即、今日15日から活動場所が
一部変更になったと“携帯メール”が届き、メンバーへの連絡を促して
きた。
「ボランティア室」として過去“病室”に使っていた1室を貰っている
が、従来ここでは、ミシン担当のものが院内から集まる縫製関係のもの
をテーブルいっぱいに広げて作業をしてきた。
その部屋1室に、今まで院内あちこちに分散してやってきた各作業の
ほとんどを集まってやれ!ということになったらしい。
現場にいたわけではないので、会議の経過次第が不明だが、病院側の
要望をそのまま反論もせず『鵜呑み』にしてきたのか、各曜日のリーダー
に流しているこちらの役員もおかしいし、まるで「タコ部屋」にでも
詰め込んで作業を強要するような病院側もおかしい!
われら「水曜」は、登録17名。
“プロはだし”のふたりの仲間が「こんなことまでできるの?!」と
いうようなミシン仕事をやってくれている。
来週からは、その場所で、各現場から集まった諸々の作業を10人ほどの
仲間が一緒にやることになる。
『無理!』
どうみても『無理!!』
病院側の「ボランティア」に対する理解と愛情の無さか?
“恩に着せよう”という気持ちは全くないが、いま皆がやっている作業を
人を雇って賃金を払いやってもらってごらんなさいな!
少しは“ありがたみ”をわかってくれてもいいのでは・・・?
26年間積み上げてきた、先輩たちの実績。
何かの事情で「ボランティア」そのものを『排除』したいのか・・・
と、疑ってみたくなる昨日今日である。
ま、来週からやってみて様子をみましょう・・・