2011年 05月 26日
初めての北欧・・・「フィンランド」5日目
あと半日。
11:50にホテルを発ち、ヘルシンキ空港まで戻り、17:20発のAY0007
機で日本に向け飛び立つ予定。
ホテルの前のバス停から30分ほどで行けるフィンランド第3の都市「トゥルク」
中世の初期から1812年まで首都として栄えた町で、ガイドブックで「この街に
も行きたかったな・・・」と思っていた所で、添乗員のYさんもここへの往復を進
めて下さり、グラッと気持ちも動いたが、「地球の歩き方」で調べてみると、大聖
堂と手工芸博物館以外はすべて“月曜日”が休み。「やめとこ!」
当初の予定通り「ムーミンワールド」と「教会」に行くことにする。
9:00にロビー待ち合わせで、Aさん、Kさん、母娘連れさんも一緒に行くことに
なり、5人で浜伝いの道を“島”を目指して歩き出す。
スポーツをする学生さんたちに手を振ったり、マンションや静かな一戸建ての間を
通り抜け、長い橋を渡ってゲートに辿りついた。
6/7のオープンに向けて、“リフレッシュ”作業中!
たくさんの車や作業をする人たち。 皆さん、にこやかに挨拶して下さる。
この島「ムーミンワールド」は、6/7から8/29のわずか3カ月足らずの営業で、
あとは休業というか、妖精「ムーミン」達は冬眠に入る。
休業中も島へは年中自由に出入りできる。
大のおとながワクワクしてくる。
誰もいないし、塗料もまだ塗り直してないけれど、これで十分!!
1973年と1976年生まれの「ブン・アッ母」や「モン・カン父」が幼少の頃、俗悪な
テレビ番組は一切見せなかったが、「ムーミン」は毎回一緒に見ていた。
作者ト―ベ・ヤンソンさんは日本で放映されたキャラクターデザインが自身の描いた
ものとは程遠く難色を示したという。
いろいろ経緯があって、日本国内だけという事で許可がおりたらしい。
母娘連れさんが、11:30迄にドア外に出しておく事になっているスーツケースの
荷づくりがまだできていないというので、他の4人の方はここだけでホテルに戻ると
言い、私はひとりで「教会」に寄っていく事にする。
シンプルだけど威厳のある教会で、牧師さんなのか職員の方なのかカウンターの中に
坐っておられて、「ピクチャー オーケー?」と尋ねたら「プリーズ」と答えて下さる。
0.5ユーロのローソクを1本お供えし、入口に置いてある“署名簿”に、ローマ字と日本語で
名前を書き「JAPAN」と記帳した。
昨日みんなで歩いていたスーパーやバスロータリー近辺経由でホテルへ11時過ぎ帰着。
ドア外に荷物を出し、いよいよ旅も終末に近づいた。
11:50ホテル発、ヘルシンキ市内は渋滞もしていたが、155キロ、14時過ぎに
空港着。
17:20迄、軽く食事をとったり、買い物をしたり、フィンランドの最後を楽しむ。
17:35離陸。翌17日、朝8:50無事帰国。
物価の高いのがちょっと不満だが、楽しくて、満足な5日間だった!!