2011年 11月 25日
アフリカ 「チュニジア」、やりました!大失敗!! ところが、ところが・・・
いや、無事ではなかった。
人間、思いもよらぬ災難が降りかかる。
自慢じゃないが、またまた、やってしまいました!!
2011.11.20、晴天に恵まれ、二日目の「チュニジア」をエンジョイしていたが、
ケロアンのランチ・レストランで愛用のコンパクト・デジカメがトイレで用足し
のあと、カバン掛けが無く、後ろの貯水槽に置いていたバッグを持とうとした瞬間、
一番上にあったカメラがあっという間に滑り落ちて便器に水没。
事細かに書くと長くなるが、今回のツアー客は17名、内ご夫婦3組、母娘連れ
さんが1組、あとの9名は一人参加(男3名・女6名)の構成。(クラブツーリズム)
すぐにひき上げハンカチで拭き、その場に居合わせた添乗員のUさんもトイレット
ペーパーで一緒になって拭いてくださった。
席に戻って、ご主人お二人が電機やATに強い方で、「バッテリーは大丈夫だろう
けど、SDカードは駄目かも・・・とにかく水分を取りなさい」 ・・・泣けそう・・・
ホテルに戻ったらドライヤーで乾かそうか・・・に、「今のものはチップが熱には
弱いから間近であてないで、それでもとりあえず乾かさないといけない・・・」と
アドバイスをくださる。
食事の間もテーブルの上に、よくよく拭き取った本体、バッテリー、カードを
縦にしたり横にしたり、ふたを開けてばらばらに干して乾燥しておく。
午後の北アフリカ一美しいといわれる「シディ・サハブ廟」で「なんとか動いて
くれ!」と藁にもすがる思いで撮ってみたが10枚でストップしてしまった。
ショック! 気持しょんぼり、えらい事になってしまった!!
すでに仲良くなってもらっていた母娘連れのMさんに、今回の写真をメールかCD
などで送ってほしい・・・とお願いしたら快く引き受けてくださり、その後はどの
観光地でも私のポートレートも撮ってくださる。ありがたいこと!感謝、感謝!!
一人参加の女性Oさんも「勤めがあって遅くなるかもしれないけど、CDで送って
あげますよ!」と言ってくださる。本当にうれしい事!!
ホテルに戻って、私の奮闘が始まった。
意地と気力と根気、『不運を好運に変えてやろう!』と、どうすれば水分を抜けるか、
とにかく、動いてくれさえすれば・・・「神様! 仏様!!」の心境。
滞在中は日中23-24度くらいの絶好の気温でヒーターは不要だったが、乾燥させる
ために25度で暖房を入れて、どこに置けばソフトに温風をあてられるか・・・手や
顔をあちこちに持って行って、“テレビの上が良い”ということで、今回持参して
いた小さな細いドライバーで底の部分も開けて、夜通しの覚悟で頑張ってみる。
早朝、なんと!モニターの濡れ状態も水滴も無くなっているではないか。
電源を入れてみる。
「うわぁ!モニターが駄目だ!」だけど、ズームも作動するし、発光操作も動く。
シャッターを押してみたら、いつものように光が出て、音もいつものような音。
3年前に購入の物、今のカメラと違い覗き窓「ファインダー」が付いているので、
なんとか動きさえしてくれれば、イチかバチか『ダメもと』で撮りまくっておこう。
朝の景色を撮り、朝食の時に母娘連れの娘さんS子さんが自分のカメラで「チェック
しましょう」と、水没したSDと新しいカードも自分のカメラに入れて見てくださる。
なんと!!!どちらもちゃんと映像が出るではないか!!
さすがCanon! さすがMADE IN JAPAN!!
ちゃんと撮れているか、途中で突然撮れなくなるのでは・・・と心配はあったが、
やれ嬉しや20日の午後以外は無事に撮れることができた。
画像はもちろん、枚数もチェックできないので、今日パソコンに取り込んでみたら
恐ろしや!今までで最高の枚数、1600枚余りが撮れていた。
Mさん、Oさん、添乗のUさん、皆さん、有難う! 楽しい旅でしたね!!
本当にお世話になりました。
大統領選出の日の夕方にほんわずかな“パラッ”程度の雨もバスの中で、週間予報
とは大違いの素晴らしいお天気に恵まれた。
日本人は私たちだけだった「チュニジア」、また追々にUPして参りましょう・・・