2012年 10月 19日
怒涛の4日間・東京篇・・・メロウ倶楽部全国オフ会etc.etc
食事や入浴を済ませ、23:20発のWILLERバスに乗る
ために、梅田スカイビルへ向かう。
寝ている間に目的地に移動する・・・翌日一日をフルに使えると
いう高速夜行バスは結構気にいっている。
走行予定の「新東名」が集中工事の為、渋滞が予想されるという
ので、中央自動車道を通って行くという。
3か所でトイレ休憩があるが、おなじみ草津S.Aと恵那峡S.A、
最後は自販機しか動いていなかった全く初めての八ヶ岳P.Aに
朝方5時前に寄った。
明けの明星が大きく輝いていた。
初めての場所に連れてきて貰うと何か得した感じ!
最近はどこのトイレも素晴らしい! こんなのは日本だけかも・・
首都高速も若干渋滞があって、30分ほど遅れて8時過ぎに
品川に到着。
いつもは東京駅か新宿着利用なのだが、今回初めて品川にした。
品川もきれいに立派になっているし、朝食をとった『atre(アトレ』
も素敵なショップがいろいろあって良かったが、地下鉄一日券を駆使
して都内を動き回ろうという私には、まずはJRで動かないといけな
い品川は、今回限りにしておこう・・・
まずは今晩ご厄介になる《じゃらん手配》の茅場町にある「スマイル
ホテル」へキャリーバッグを預けに行く。
その次は三越本店・三越劇場で上演中の市川春猿さんや笑三郎さん、
月乃助(段次郎改め)さんの新派名作撰『葛西橋』・『舞踊 小春
狂言』を11時から観るためにひと駅隣の日本橋へ。
今回の上京、主目的は『メロウ倶楽部全国オフ会』に参加するため
だが、それだけでは勿体ないと、チケットを入手しておいたもの。
会場で、右近さんのお弟子の喜昇さん、同じく若手の笑野さんお二人
連れにばったり出会った。久しぶり、声をかけて頂き嬉しいこと。
笑三郎さんが以前に比べてえらく痩せておられたのが気になった。
『葛西橋』は春猿さん3役早替わりも見どころの一つで、世間に背い
てまでも愛を貫いた男女の退廃的な生き方を描いた劇作家北条秀司
さんの東京慕情編3部作の一つ。
舞踊『小春狂言』は華やかで粋なことこの上なし。
10/26(金)が千秋楽、どうぞお運びを・・・
14時に終わりこのあと、噂の「東京駅丸の内口」にもまわり、たく
さんの人にまぎれ込んで何枚か撮影をして再び地下鉄へ・・・
次は浅草に行って、「梅園(うめぞの)」で名物“あわぜんざい”を
おやつに頂き、義父の遺品の男物の津軽塗の下駄の鼻緒を探す
のも浅草・伝法院通りでと思ってきたがどの店にも無かった。
が、吾妻橋の交差点、江戸通りを南に入ったすぐの所の下駄屋で
鼻緒だけでも売っている「川瀬商店」を見つけた!
「次の上京のときに持っていらっしゃい!」と言ってくださる。
「オフ会」は18時開会だが、東北支援のチャリティの予定もあり、
そのお世話を仰せつかり16時過ぎに会場「第一ホテル両国」に到着。
会場の25階スカイバンケット「アジュール」からは『東京スカイツリー』
が一望でき見事なこと。
西の空に素晴しい夕日まで臨むことができて、晴天なればこそ・・・
年1回、全国を持ち回りで開催され、今回、岩手から鹿児島までの会員
83名が参加した。
地元の女性会員「紫雲」さんの没後の方々への追悼の地唄舞や、全国に
散らばる6人の会員で構成された「メロウ楽団」の名演奏。
この方たちや司会のHさん、世話役・撮影担当の皆さんはいつ食べて
飲んで・・をされるのだろうと心配になった。
2時間の懇親会、その後の1階に移っての「おしゃべり会」は、終始
和やかに楽しく賑やかに、チャリティも70200円の収益があって、
後日、幹事さんの手で東北支援に届けられる予定。
22時すぎ終了。
夜のライトアップ写真を撮ろうかと、再び「丸の内口」に行ってみたが
すでに終了したのか、平日はしないのか真っ暗だったのでホテルへ戻る。
すでに“明日”になろうとしていた真夜中の茅場町界隈、それでも、
東京はまだまだ動いている・・・