終戦(敗戦)70年にあたって・・・

昭和20年8月15日、終戦の日を5才で迎えた私も75才となり、あの
愚かな戦い」をナマで記憶している最後の年代の人間だろう。

先日来、8/6の広島、8/9の長崎の原爆投下の祈念式典の特集番組を
見ていて、私には、赤く焼けただれた被災者の方たちと重なって見えて
くる人達がいる。
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28才まで過ごした私の生家は、京都・伏見の戦時中「第16師団」が
置かれていたすぐ南、俗に「師団街道」と呼ばれた府道35号線に
面した所にあった。

幸い、京都は爆撃を受けなかったが、大阪はたびたび爆撃を受け、その
爆撃のあった翌日になると、撃墜された爆撃機から収容された米英兵士
が、まるで丸太のように身動きならない牛蒡抜き状態で、軍用トラック
満載されて南から北へ運ばれて行くのを幾度目にしたことか・・・
愚かな行為だが、これを目撃して“歓声”をあげていた我々・・・

その度合いは違うかもしれないが、この兵士たちが、あの原爆投下直後
の真っ赤に焼けただれた人たちと同じような状態だったことが今も脳裏
に残っている。
わずか4~5才で焼き付けられたこの記憶・・・
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催眠にかけられていたような状態の中、勝てるはずもない戦いなのに
騙され、洗脳され、鼓舞され続けて、大人も子供も戦争一筋だったあの
おぞましい頃・・・

安保問題云々で今の日本がどの方向に向かって行くのか、何やら“きな
臭さ
”を感じて心配で不安でならないのは私だけではないだろう・・・

未来永劫、戦争の惨禍を絶対に繰り返してはいけない!!
この地球上からの『核廃絶』と『恒久世界平和』を切望する!!
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戦陣に散り戦禍に倒れた数多くの方々の御霊に追悼の意を表し ≪合掌
by kokko48513 | 2015-08-15 20:46 | 戦争・終戦前後の話 | Comments(0)