2016年 06月 24日
クロアチア・スロベニア・・・5カ国観光 “番外編”
とんでもないことになってしまった“失敗談”
大きなホテルが並ぶ地域で、まさか小さな中庭をまたいで入った建物が、
隣りのホテルに入っていたとは・・・
0階が日本でいう1階のフロントや売店、ロビー階になる。
一部、客室もあり、我ら16+1名は1階から3階に部屋割りをされていた。
私の部屋は3階で、夕・朝食のレストランは0階のひとつ下の地下一階。
地下一階と言いながら、ここは地面の中ではなかった・・・
エレベーターは0階から上しかなく、チェック・インの時、添乗Iさんが
「0階までエレベーターで降りて、向うの階段を下りてきて下さい」と
レストラン前の集合を案内された。
20時からの夕食タイム、歩いて下りよう!と部屋の近くの階段を下りて、
0階にあたる階で前に小さな中庭が出現。
さっきの案内の方向から行くと、この庭を斜めに突っ切れば、見えている
左前の部屋がレストランの部分だわ・・・と表に出て入った建物が、何と!
すでに隣りのホテルに迷い込んでしまっていたということ!
くっついているのに・・・
思った通り少し進むとレストランがあり、受付の男性に「ツーリズムの
16名のグループで、ツアコンIさん」で調べて貰ったのだが、無いという。
すでに時間になっているので、「中を見せてくれ」と、英語は通じるのだが、
私は全く堪能ではなく、知っている単語と、身振り手振りで頼んでテラスも
含んですべてをチェックしたが我がグループは誰もいない。
階段の上に向かって「Iさん、Iさん」と叫んでみたが応答はない。当たり前!
それでは・・・と、一旦0階に上がり、フロントの男性に同じことを尋ねても
「そんなグループは無い」という。
見渡すと、どうも様子が違う。
フロントのたたずまいも、ソファの色や配置も、売店の様子も、玄関もどうも
違うような・・・
ここ、入口がふたつあるのかな? 私たち別の入口から入ったんだろうか・・・
それでも信じ込んでいるので、再びレストランにおりて、もう一度見て回ったが
やはり誰もいない。
再度フロントに上がり、女性の係の方に聞いてもやはり「無い」という。
今度はバッグに入れていた「旅の栞」のホテルのページを開いて見せて、「ここ
はこのホテルではないのか?」と指差しをしたら、「玄関を出て、前の道を左に
行き、次の道を右に曲がりなさい。あなたのホテルがあります」と教えてくれた。
言われた通りに歩いたら、二つ目の角で前に「嬉しい!!」私のホテルが
現れた!! 名前も正面の壁にちゃんとついている!
良かった!!
15分程遅れてレストランに入って行ったら、Iさんは「ひとり足らないな。
その内来るだろう・・・」と、飲みもののオーダーをとるのに忙しく、まだその
ひとりが“私”であることを未確認だったそう。
次の朝わかったが、緑の多い広い大きな公園で繋がっている地域に、何軒もの
ホテルが並んでいたということ。
狐につままれたようなひと時を過ごした旅の初めの出来事だった。
毎回、何かやらかしている私、ちょっとあせったが、これも良い経験・・・
それと「プリトヴィツェ」での3時間20分の上り下り、この年でよくもまぁ!
歩き通せたものと、今になっても自分に感心する。 よく頑張った!!
自分を誉めておこう!!