2016年 07月 14日
「病院ボラ」のち喜劇「だいこん役者」観劇・・・etc.etc
“読売ファミリー”で割引チケットを購入しておいた16時
からの大阪・新歌舞伎座で公演中の藤山直美さん、大杉漣
さん初顔合わせの『だいこん役者』を拝見。
早目に出て、阪急百貨店友の会招待で当選した、9月に公演
予定の梅田芸術劇場「エリザベート」のチケット現場引換え
に立ち寄り、隣りの「ロフト」にも寄って、各階順番に、
目にした事のないいろいろな商品を、ただ手にするだけだが、
これが結構楽しい!!
「へぇ!」とか「ホォ!!」で「こんなものもあるんだ」と
感心することしきり・・・
でも、この年になると、身辺整理“断舎利”段階に入っている
ので、購買意欲はなかなか湧かない。 楽しむだけ・・・
15分前に劇場に到着し、幕開き冒頭の場面はなんと!「大杉
漣」さんの『京鹿子娘道成寺』、劇中劇の華やかな舞台から
なのだが、これだけで客席は笑いが起こっている。
大杉さん、役のメガネをかけたままの「めがね道成寺」・・・
2代目座長大杉さんと直美さんとは8年前からの夫婦役で、
旅回り先の白浜に、10年前に亡くなっている女性との間にできた
25才の隠し子状態の娘がいたり、日に日に客の入りも悪くなり、
座員にまともに給料も払えない状況で、なけなしの現金を座員
夫婦に持ち逃げされたり・・・
初代の大当たり狂言「国定忠治」を演じるなら新世界の劇場に
呼んでもらえるという話にも、父親の偉大さに抵抗して「絶対に
忠治はやらない」という意地のために、大金の入る好機にも
乗っていけない不器用な座長。
しがない旅芸人一座のこの座長についたり、離れたり・・・で、
直美さんが笑いあり、涙ありの人情話を巻き起こす喜劇。
舞台に上がっている役者さんは子役も入れて30名。
個性の強い役者さんも多く、ホロっとしたり、大笑いをしたり・・
35分の休憩を入れて18:50に終演。
隣りの近鉄百貨店12階のレストランフロア「江戸川」で料理長
お勧めの『うな丼・刺身・天ぷら・小鉢2・にゅう麺仕立ての
吸い物と香の物・花御膳』を生ビールと共においしく頂いて、
ほろ酔い加減で気分良く帰ってきた。
「ナマ」は舞台でも、ビールでもとても良いもんです!!
千秋楽は7/20(水)、日ごろの憂さと暑さを忘れに、みなさん
どうぞお運びを・・・!!