2017年 11月 02日
自動車運転免許更新「高齢者講習」受講
『武庫川自動車学園』で朝9時から受けてきた。
今までは3時間受講だったものが、すでに「認知機能検査」を受けていることも
あって、2時間の受講となった。
6名受講の予定が、1名キャンセルで男性4名と私の5名で、高齢運転者の注意点
“視力の低下”、“動作の正確さ”“反応時間が遅れがち”、“情報に対する
判断が遅れがち”等についての講師の話しややり取りがあって、あとは2組に
分かれて視覚関係の検査「動体視力」と「夜間視力」、「視野検査」を受ける。
検査結果は両眼測定で「通常視力」1.0、「夜間視力」は視力回復に18秒
要し、〔75才以上〕では 4.やや優れている 〔30~59才〕では
3.普通 と出た。
「眩光下視力」は0.7という結果で、〔75才以上〕の中では4.やや優れて
いる。 〔30~59才〕では2.やや劣っている と出た。
次の「動体視力測定」では、5回やるがミスなしで 0.4〔平均〕、同年代
での評価は4.やや優れている 〔30~59才〕との比較は3.普通 と出た。
最後の「視野検査」は ◎右目が79度、◎左目が81度、合計160度と出た。
20代の若い人たちの視野は175度とのこと。
その後コースに出て、実地運転のチェックを受けたのだが、あとから思うと、
いつも通り気楽に、運転を楽しむ・・・という状態ではなかったような・・・
私たちの組は私と男性1名の2名が乗り込んで、テスト並みに細かくチェック
されているのが見えた。
最後に試験官の講師が模範運転を見せてくださって、その場所その場所で、
注意点を指摘される。
「お二人とも長年の運転で慣れておられるのですが、交差点とか踏切での一時停止
が甘いです」との注意を頂いた。
ところで、75才以上の高齢運転者は、今年3/12から施行された「高齢運転者
への臨時認知機能検査と講習の実施」というもので、更新時に(認知症の恐れあり)
とされていなくても、18項目ある対象の違反行為の内、ひとつ違反すると、
その都度「臨時認知機能検査」を受けることとなり、検査の結果、認知機能が低下
している恐れがあると判断された場合、「臨時高齢者講習」を受けることとなる。
これらは勿論その都度「手数料」が必要となる。
違反18項目というのは、(1)信号無視 (2)通行禁止違反 (3)通行区分違反
(4)横断等禁止違反・・・に始まり、徐行場所違反や指定場所一時不停止、合図
不履行、安全運転義務違反や交差点優先車妨害など、私が過去に違反した項目も
いくつかある。
昨今、あまりにも高齢者による交通事故や違反が多いので仕方ないのかもしれないが、
「高齢者」の肩身がどんどん狭くなっている。
ほとんど毎日乗っている車、これから先どれだけ「運転」を続けるかしれないが、
「車は凶器(殺人鬼)」を心して、安全運転につとめましょう!!