2017年 11月 16日
読売旅行「ようきなった越後!5つの紅葉と秋の魅どころめぐり3日間」の旅 (2)
新潟の旅、2日目はホテルを9時に出発して、越後松代地域に点在する
人気の棚田群の中から「蒲生の棚田」を見るために1時間余り走る。
田舎の県道、ドライバーさん、曲がり角の小さな誘導看板を見落として
うっかり行き過ぎたが、すぐに気がついて引き返し、10時過ぎに到着。
棚田は何か所もあるのだが、観光バスはここが中心になるらしい・・・
日本の原風景、10分程の撮影タイムで、次の十日町市の「美人林」へ。
さて、「美人林」とはどんなものなのか・・・
松口の丘陵に樹齢約90年ほどのブナの木が一面に生い茂り、そのブナの
立ち姿がとても美しいことから「美人林」と呼ばれるようになったという。
昭和初期、木炭にするためすべて伐採され裸山になった山に、ある時、
この山のブナの若芽が一斉に生えだし、ブナ林が野鳥の生息地として見直
され、「美人林」が保護されるようになり、全国から写真愛好家が集まる
人気の観光スポットで、三脚にカメラを構える人たちが何人もいた。
昼食の「こしひかり御膳」が待つ南魚沼市観光センター「魚野の里」へ。
午後は、沢山の人でにぎわう「長岡もみじ園」へ・・・
約4000平方メートルの広い敷地で、明治の大地主高橋家の別荘跡地が市に
みんなで写真を撮っておこうと思っている間に、散り散りバラバラになって、
それぞれ制限時間まで楽しんだが、滞在30分足らず、ちょっと忙しい。
樹齢150年から200年のモミジやカエデ類が紅葉真っ盛り!!
10月末から夜はライトアップがされているという。
次は黄葉の見ごろが中旬から下旬頃という五泉市「黄金の里」へ80分程走る。
「ぎんなん」の産地で、町に近づくと見事な銀杏の木が天を突くように
集落に連なっている。
あの独特の匂いを持つ実がイッパイ落ちていて、葉の色はもう一息という
ものも結構あったが、それでも素晴らしい黄色の世界が広がっていた。
踏みつけた実の匂いが皆の靴の裏についたままで乗り込んだバスの中、
しばらくその匂いが鼻をついて「臭いね!」とにぎやかなことだった。
最後は江戸時代末期、1300町歩、小作人2800人を抱えた越後豪農「田巻家」の
離れ座敷「椿寿荘(ちんじゅそう)」へ・・・
1914~18年にかけて、日本三名人と言われた宮大工松井角平が日本の銘木中の
銘木を集め、釘類は一切使わずに建てた書院造りの建造物。
庭園は京風の枯山水の美しい庭。
16時閉園のところ、我々の到着が16:15と遅れたが待ってくださっていて、
館長さんの細やかで丁寧な説明を頂いた。
今夜の宿は新潟市岩室温泉「富士屋」、1時間ほど走って、18時頃到着。
昨夜と違って、落ち着いた純和風の宿で、部屋も和室だったのだが、
今回6人で参加の内、アルコール類を呑めるのは私だけ。
生ビールとワイン赤・白を美味しい料理と共に頂いた。
呑むと鼾がひどくなって、同部屋のY田さんにえらく迷惑をかけてしまった
らしいが、許されよ!!
2時間ほどひと寝入りして酔いをさまし、23時頃温泉に入りに行ったのだが、
ひとり貸し切り状態で、露天風呂は22時迄で入れなかったのは残念だったが、
温泉をタップリ楽しませていただいた。
明日は雨の予報、弥彦公園のロープウエイは動くだろうか・・・