2018年 11月 05日
バルト3国周遊8日間・・・その3(10/25)
夜中2時に起きだして、入浴・洗濯・書きもの・荷物の整理などをしていたら
5:30までやってしまっていて、6時モーニングコールでそのまま起きておく。
腰の痛みと、なぜか右腕手首が外側へひねると痛みがあったのだが、いっぱい
貼ったサロンパスが効いて痛みはとれた。
ホテル8:00出発で、真っ暗な中をリトアニアに向けて約295キロの大移動。
雨が降ったり止んだりで、バスの中から右側に雨上がりの綺麗な朝日と、左側に
孤を描いたきれいな虹が見える中を、シルシのわからない国境越え。
トイレ休憩2回とり、昼過ぎに首都ヴィリニウスに近づいた地点で外気温4度と
出ている。
13時からのヴィリニウスでの今日のランチは、じゃが芋を使った郷土料理
「ツェペリナイ」だが、さすがの私も大きすぎて2個も食べきれず、中身の
ミンチは頂いてじゃが芋の団子の部分は残してしまった。
現地ガイドのバージニアさんは相当なお年の英語での女性で、添乗員Mさんが
日本語に訳して案内してくれる。
バスに乗ったり降りたりで、まずは杉原千畝記念碑が立つ「杉原桜公園」へ。
早稲田大学の後輩の皆さんが先輩・杉原さんのために作った公園という。
次の少し離れた「聖ペテロ・パウロ教会」は、内部の写真を撮りたい場合は、
入り口で1ユーロを寄付の形で納めてパンフレットを貰うというシステム。
中へ入った途端、息をのむほどの見事な彫刻群で、2000以上の漆喰彫刻は
一つとして同じものはないという。
街の中心に戻り、ヴィリニウスのシンボルとされるバロック様式の「大聖堂」へ。
手前にある鐘楼は高さ53メートル、基礎の部分は13世紀の城壁の塔が使われ
ているという。
少し移動して、2万人余りの学生が学ぶ由緒ある大学「ヴィリニウス大学」へ。
中庭にある見事な聖ヨハネ教会、2階のホールには自然崇拝時代の生活を描いた
「四季」のフレスコ画、広い構内は迷路のようになっていてどれだけの広さが
あるのかと感心する。
大学を出て、1812年、ロシアへ攻めあがるナポレオンが「フランスに持ち
帰りたい」と言ったという「聖アンナ教会」へ。
外見だけだが、ナポレオンの気持ちがわかるほどの見事さ、綺麗さ・・・
商店が軒を並べる学生たちが大勢行き来する通りへ出て、35分間の自由時間、
皆さんはガイドさんについて琥珀の店に案内してもらっていたが、私はひとりで
ショップに入り、奥にあるミトンを見つけた。
柄や仕立てもよく、あちこちで見ていたが、今までで値段も一番安くて12ユーロ、
人数分まとめて購入する。
この辺りに切手を売る店もポストや郵便局はないと言われたが、大聖堂への坂道を
降りて、それらしい店はないかと探し、広場にあるボックス型のスタンド式の店に
飛び込んでマダムに聞いてみたら「あります」の返事。
日本へは0.84ユーロの切手で良いのだが、丁度の切手は無くて、0.49の
切手しかなく、オーバーになるがこれを2枚貼って0.98ユーロで出すことに
してハガキ3枚分、6枚購入することにする。
他に学生のお客さんが3人いるのに、私を優先して、丁寧に「2枚貼るのよ!」と
手真似を入れて繰り返して下さる。
ミトンを買った店の女性もとても親切だった。
人の情けが身に染みる。
集合場所のミニスーパーの前に3分前に到着。
今日の最後の観光は「夜明けの門」
9つあった城門の内、現在ただひとつ「夜明けの門」だけが残っている。
門を入って右側にある入口の階段を上がると礼拝所になっていて、入る予定では
無かったのだが、丁度入れる状態で、奇跡を起こす力があるという聖母のイコン
を見せてもらえることが出来た。
地元の熱心な信者の方が祈りをささげている。 撮影は禁止。
夕方1~2度になっている外気温の中、街のレストランで野菜サラダとチキン、
デザートはタルトの夕食をとり、ホテルへ19:30チェックイン。
近くにスーパーがありすぐに行くつもりが、部屋に入ってベッドにゴロっとしたら
そのまま寝てしまい、目が覚めたら21:45。
閉店22時であきらめる。
そのまままた寝てしまって、0:00前に再度目覚め、入浴、洗濯、荷物整理や
書きものをしている夜中の女!
嬉しいことにバスタブがあって、これはこちらでの最後の夜、28日まで続いた。
ここだけドライヤーがなかった。
アメニティはここも壁の洗剤だけで、ここはティッシュも入っていなかった。
明日もモーニングコールは6:00、旅は中盤、いよいよカウナスの街へ進み、
杉原千畝さんの「旧日本領事館」を訪問する。