2019年 04月 17日
「四国絶景とうまいもんめぐり3日間」3日目
ホテル8:20出発でまずは徳島県・大歩危峡へ大移動。
途中、高知「ゆういんぐ四万十」でトイレ休憩と大歩危到着まで
のバス車中で食べるオプションの昼食弁当を積み込む。
大歩危は、例年たくさんの“鯉のぼり”が渓流を跨いで泳ぐ姿が
壮観らしく、ガイドさんが「今年はまだ出ていないかも・・・」
とのことだったが、見事!に無数の“鯉のぼり”が爽やかな風に
吹かれて泳いでいた。
吉野川を挟んで両岸の岩は国指定の天然記念物に指定されている。
昨年の台風時にはずい分水位が上がり、レストラン「大歩危峡
まんなか」の店内階段に印がつけられていて、店員さん曰く水面
が30メートルも上がったという。
国指定重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋と琵琶の滝」へ30分
ほど走って到着。
橋を渡る人は添乗員Kさんと、渡らない人はガイドさんと別の道を
「琵琶の滝」へ。
我ら3人は「かずら橋」(有料)へ。
一方通行で渡り始めたら引き返せない橋。
入口に着いてさて渡ろうという段になって、84才Kさんが一歩足を
踏み出したが「怖い!」と思ったか「渡るのやめる」と言い出した。
「折角来たんだから思い切って渡りましょうよ」と私やYさん添乗
Kさんで説得していたら、ひとり参加のシニア男性の方が「私が介添え
しますから渡りましょう!」と言って下さり、蟹の横這い状態で
手すりに掴まって何とか渡り切ることが出来た。
Kさん「冥途の土産」にすると言う。
秘境「祖谷のかずら橋」、長さ45メートル、幅2メートル、橋から
水面までは14~15メートル、昔と違って今は蔓と一緒にワイヤーも
通してあるそうで、3年ごとに架け替えをするという。
私がカメラを首にぶら下げて撮影する姿を見て、「写真なんて撮れ
ないわ!」と、周りの人が感心していたが、ほんに、橋の上では
誰もカメラを手にしていなかった。
渡り切ったところから2-3分程上流に落差50メートル「琵琶の滝」
があり、平家の落人達が古都の生活をしのび琵琶を奏で、慰めあった
場所と伝えられる美しい滝。
今回の失敗、この辺りで持参の帽子を落とすか忘れてきたようで、
写真をチェックすると、かずら橋の上では帽子を被っていて、渡り
切った皆で撮った写真では左手に持っている。
次の下車場所、最後の「豊稔池ダム」で降りようとした時に帽子の
ないことに気づいた。
阪急で買ったちょっとお高い帽子、気に入っていた帽子、残念!!
最後の「豊稔池ダム」、日本唯一の石積式マルチプルアーチダム。
重要文化財(建造物)で、夏(7月)に行われるユルヌキ(放流)は
季節の風物詩となっているらしい。
四国4県を跨いでのバスの走行キロは約800キロメートル。
とにかく、どこも歩く場所が多くて本当によく歩いた!
84才と79才、そして77才の我ら3人、少々へばりながらも、
杖をつきながらも感心するほど逞しい!
食べることにも貪欲で、これが元気の素かもしれない!
ほとんど行き尽くしてきて、どこにするか思案するのもしんどく
なってきているが、足腰の動く間、元気な間はもっともっと
いろいろなところへ行きたい!
次はどこへ行こうか・・・!!