2019年 07月 06日
「ぶらり会津、大内宿・喜多方・さくらんぼ狩り」1泊の旅・・1日目
と秘境「霧幻峡」・大内宿・喜多方2日間』、24名の参加者でひとり
参加は私とあと初老の男性1名の2名だけ。
やはり女性が多く、川西からご参加の母娘さんが食事時他いろいろと
仲良くして下さって、お母さんは私と同じ年で、海外にも私以上に
世界中いたる所にずい分旅行されている方。
昨年も東北地方に行っているが今回は南部の福島・会津地方、元気な
間にどうしても行っておきたかった、江戸時代に参勤交代で江戸へ
向かう大名や旅人の宿場町として栄えた今も茅葺の町並みがそのまま
残る会津西街道(日光から会津につながっている)沿いの『大内宿』。
ここに行きたくて、読売旅行でコースを見つけ一人参加で申し込んで
おいた。
九州をはじめ全国で梅雨の悪天候が続く中、雨を覚悟で出かけたが、
四日の明け方には「こんなに降るか!」と思うほど土砂降りの雨で、
残念ながら2日目のコースで最初に予定されていた、早戸温泉から
渡し船で往復する『秘境・霧幻峡』、神秘的な日本の原風景、昭和
39年に廃村となった集落跡の見学が、水かさが増して危険なため
中止となったのがこれも期待していたのでちょっと残念!
その代わりに連れていてもらった「赤べこ」発祥の地として有名な
柳津町『福満虚空蔵菩薩圓満寺』、立派なお寺で、本堂から見下ろす
只見川の景観が素晴らしく、これはこれで満足できる代替地だった。
ここで今回の「おとぼけミス」をやってしまって、参拝後の楽しみに
していた名物「あわまんじゅう」を食べられなかったのだが・・・
一日目は全くの雨知らず、二日目も朝9時出発で走り出したときは
残っていた雨も、2時間近くの移動で「柳津(やないづ)・虚空蔵」
さんに着くころにはすっかり止んで傘いらず。
有難いことに今回も自称 “晴れ女” の勝ち!!
一日目、伊丹空港8:15発、ANA1695便で出発。
9:15、定刻より早く着いて郡山中央交通バスでまずは『大内宿』へ。
前日7/2は「半夏まつり」で凄い人出だったらしいが、ウイークデーの
せいもあってか通りを行き交う人も多くなく、ゆっくりのんびり散策
させてもらった。
突き当りの湯殿山の石段を上がった展望台からも町全体をゆっくり見せて
もらうことができた。
江戸時代に栄えた街道筋に約50軒の茅葺き民家が立ち並ぶ風情ある風景。
民芸品や手作りの品、会津のみやげ物や青果物なども軒下に並んでいる。
滞在55分間、中央、本陣跡地には当時の生活を再現した生活用具展示物の
ある「町並み展示館」があったのだが、時間の都合でここは見学せず。
太いネギを箸代わりに食べる名物「ネギそば」も食べている時間なし。
こういうところは本当は個人旅行で来るのが一番いいのだが・・・
次は1時間20分ほど移動して蔵のある町並み「喜多方」へ。
オプションの昼食で「蔵屋敷・あずまさ」で“喜多方ラーメン”を頂く。
その後は案内ガイドさん付きで町並み散策を50分ほど。
軒下に大きな“杉玉”のぶら下がった「小原酒店」や「馬車の駅」で地酒の
試飲もさせて頂いたり、表通りだけでなく裏通りにも足を踏み入れ、いたる
ところに今も生活の場として存在する「蔵」をたくさん見せて頂いた。
倉庫だけでなく、店舗(店蔵)、住まい(蔵座敷)、漆器職人の作業場(塗り蔵)、
酒・味噌・醤油の貯蔵庫(酒蔵・味噌蔵・醤油蔵)、屋敷の塀(塀蔵)、トイレ
(厠蔵)など様々な使い方があり、一般的な壁材料である白漆喰の他に、黒漆喰、
レンガ、土壁など今も実に多彩な蔵(住宅)が存在している。
1日目最後の観光地は裏磐梯『五色沼』、会津磐梯山を見ながら青緑色に輝く
神秘的な五色沼最大の『毘沙門沼』を30分ほど散策。
マスコミにも取り上げられていたハート型模様の鯉は見つけられなかったが、
水の色も周りの風景も素晴らしい!
もし、雨模様だったら足元が大変な事になっただろうが有難いことに最後まで
お天気に恵まれた。
今夜の宿は秘湯・高湯温泉「花月ハイランドホテル」
源泉100%かけ流しの硫黄泉のお湯も、生ビールと共に頂いた和食膳の夕食も、
ひとりで使う部屋も最高だった。
テレビで巨人VS中日戦を見ながら静かな夜が更けていった。