2019年 09月 02日
孫たちと高知一泊の旅 1日目・・・四万十川で人生初「ラフティング」
もなく、最後の最後、私が2日間留守番に入って、8/30~31を四国・高知
へ、まずは四万十川での「ラフティング」を楽しむことを第一目的に、ぎりぎり
になって1泊旅行の予定をたてたのだが・・・
案の定、30日にお通夜、31日に葬儀という檀家さんからの依頼が来て、父親
は同行できなくなった。
航空便、ホテル、ラフティングの申し込みなど無駄にすることも勿体ないし、
子どもたちの楽しみを奪うのも可哀そうで、父親のピンチヒッターとして私へ
誘いが回ってきた。
ANA伊丹空港7:40発、高知空港8:25定刻に到着。
今回、空港近くの日産レンタカーで借りたワゴン車で走り回ったが、運転はほとんど
娘がやり、私は助手席でナビ役。
このレンタカーの“ナビ”がでたらめなこと!
2時間半ほどで行ける行程を5時間と出したり、1時間余りの所を2時間半と出したり、
空港への道を狭い道へドンドン誘導したり、「これはかなわん!」と、スマホのマップ
を駆使して、まだ慣れない私だが、娘と二人で大いに役立った。
空港からまずは「桂浜」へ車を進めて、「坂本龍馬」さんに会いに・・・
30分余り浜の散策をして、13時で申し込んでいる四万十川の「ラフティング」に
遅れては大変!と走り出す。
2時間ほど走って、四万十町昭和が近づき、地元の人でにぎわう「であい茶屋」で
昼食を取り、13時丁度に「ナチュラルグルーブ」のキャンプ事務所へ到着!
する「ラフティング」とやらが、いくつかのホームページを開けてみたら、5才から
65才までと制限しているところもあって、娘が申し込んだ「ナチュラルグルーブ」
さんは『ラフティングツアーは小学生以上で、心身共に健康な方。泳げなくても
OKです!』となっている。
上限はないけれど、80才にもなる泳げない私が大丈夫なのだろうか・・・
もしもの時は、皆が「ラフティング」に行っている間、そこらでブラブラして
いてもいいわ!・・・とも考えたが、周りに何もない四万十町昭和で3時間と
いう長時間を使うのは難しそうで、「エエィ!儘よ!あとは野となれ、山となれ!」
で、「飛び込んだり、泳いだりはしないでボートにずっと乗っているわ」と
仲間に入れてもらうことにした。
化繊のTシャツ・半パン姿で、私だけウオーターシューズは借りて、全員ヘルメット
にライフジャケットをつけてもらって、沈下橋の乗り場までは軽トラックの荷台に
10人ほどで乗せられて、これも孫たちにとっては初体験で大喜び!!
この地だったら、警察にいっぺんに捕まってしまうだろう・・・
泳いで出ようとしたりボートをどけようとしないで、上向きになって浮いといて
ください。 空間もあり、ライフジャケットを着けているから大丈夫です。
すぐにスタッフが救出します。 など・・・いくつかの注意を受けて乗り込む。
四万十町昭和の沈下橋を背にスタート、岩場からの飛び込みや川遊び、途中の浜での
休憩を挟んでの「ラフティング(川下り)」は、全長196キロある四万十川の中でも、
安心して泳げるゆったりとしたポイントと、急流ポイント、いくつかの集落が点在
していて、美しい田舎の風景も楽しみながら、普通の橋は架かっていたが、
「沈下橋」の全くないところをゴムボートで、スタッフのリーダーに身を任せて
約6キロ、3時間ほどかけて下流へ進んでいく。
天候もいい塩梅で、「ブン&ケイ」を先頭に、次が「娘&コウ」、私が一人後ろに
座り、最後尾にはスタッフのリーダーが舵を取るために陣取って進んでいく。
出発してすぐに急流が現れて、途中いくつもある急流、最大の急流は私たちはパドル
『櫂(かい)』を手放して、放り出されないようにボートの周りのロープをしっかり
掴んで、全身に凄い波を受けながらキャーキャーと大はしゃぎで、スタッフのリード
に身を任せて無事通過!!
男女の9人グループ、この3グループが4艘のボートに別れて、いい雰囲気に、皆、
すぐに打ち解けて、子供は「ブン&ケイ&コウ」だけで、楽しそうに皆さんに相手を
して貰っていた。
「まだ死にたくないのよ!」という私を見て皆さん笑っておられたが・・みんな無事!
防水カメラ以外は個人のカメラは持って乗れないのだが、スタッフ4人の方がいろんな
方向や角度から、チャンスを掴んで撮影してくださって、終了してから、全員のスマホ
のSDカードにコピーしてくださった。
これはありがたい!!
わが家、岩からの飛び込みの時、スタッフがまだカメラを構えておられないうちに
「ケイ」が飛び降りてしまっていて、他の3人はあるのに「ケイ」だけがない。残念!
途中の浜での休憩は、用意してくださった「お茶と芋けんぴ」を美味しく頂いてホッと
ひと息、終着点の浜からは定員オーバーのワゴン車で出発点のキャンプ地まで運んで
もらって、楽しい3時間は終了した。
娘曰く「80年で初めてやることってあるんだね!」と、私「まだまだやってないこと、
食べたり飲んでいないものいっぱいあるでしょうよ!!」
四万十から足摺岬へ、これも2時間ほどの走行距離、一日目はずっと娘の運転、18:30到着。
四国最南端 絶景のリゾートホテル「足摺テルメ」、この初めてのホテルが素晴らしかった。
従業員の皆さんのあたりがとてもソフトで親切・丁寧。
浴衣をはじめ、アメニティその他フロントの脇に大きな棚が置いてあって、ご随意にどうぞ
というスタイルでとても太っ腹・・・
夕・朝食共にビュッフェスタイルだが料理はどれもおいしくて品数豊富、びっくりしたのが、
ソフトドリンクは込みになっているところは多いが、ここはアルコール類もすべて飲み放題
で込みになっていて、呑める母娘の私たち、まずは生ビールで始まって、何種類もある
ワインも頂き、地酒も飲み比べをしてこんなにありがたいことはない。
ワインやお茶やコーヒーがフリーのラウンジや、折り紙コーナーもあって孫たちが喜んで
おいてある本を見て、次々に折って楽しんでいた。
これで経営は大丈夫なのかしら・・・?と、ちょっと心配になった。
昨今、また行こう!というホテルは数少なくなっているがここは良い!!
少し酔いを醒まして子供たちとは遅れて入った温泉もよかった。
「ケイ」が、女湯に入るとジロジロみる人がいるのがイヤと言い、初めて男湯に「コウ」と
二人で入った記念すべき日。 確実に成長している。
「案ずるより産むがやすし」のことわざ通り、「ラフティング」は実に楽しかった!!
明日は足摺と高知市内の観光。
「カツオのたたき」が待っている!! ノンアルコールしか呑めないのが残念だが・・・