芝居三昧

3/25.26久しぶりに娘と共に上京。

25日、歌舞伎座「三月大歌舞伎」で幸四郎さん・福助さんの「義経千本桜・
吉野山」と仁左衛門さんの「菅原伝授手習鑑・道明寺」を拝見。

26日は今回の主目的、3月花形若手歌舞伎公演・国立劇場での
猿之助十八番の内「當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん)」
千穐楽を昼夜通しで拝見。

いまだ闘病休演中の猿之助さん、石川耕士さんの演出で文字通り
右近さんをはじめとする若手の皆さんで一丸となって演じられたもの。

皆さんの熱演、好演のお陰でとても見ごたえのあるものに仕上がって
いて、大満足の一日でした。
ここ1―2年の若い皆さんの上達、進歩には著しいものがあります。
師匠猿之助さん、諸先輩のみなさんのご指導の賜物でしょうね。

特に右近さんが水も滴るいい男「小栗判官」と、梅毒という病で“あばた”
だらけになった「橋蔵」という、何ともはや出てきてから引っ込むまで
客席を笑いの渦に巻き、ひょうきんさ、間抜けなコミカルさ、アドリブの
絶妙さ、さすが芸達者な右近さんなればこそ・・・
と思いつつ、こんな役を
初めて見せていただいたことにお腹の皮をよじりながら感動している
自分がおりました。
関西歌舞伎などにも出ていただいたら、いい味が出せるのでは・・・と。

5月には、名古屋・中日劇場で21世紀歌舞伎組として「雪之丞変化
2006」
を奇想天外、歌舞伎を超えた摩訶不思議な世界として
展開されるということで、これまたとても楽しみにしている。

帰宅して、昨日28日は娘の知人から梅田芸術劇場で今日まで公演の
鳳蘭さんをはじめとする元タカラヅカの皆さんの「桜合戦狸囃子」とショーの
チケットを頂き楽しんできた。

スタイル・歌声・踊り共、まだまだ現役を勤めてもいいような方たちの
華やかな舞台に元気を頂いて帰ってきた。

ひとつ気になったのは、お芝居に「下ネタ・色ネタ」がヒョイヒョイ顔を出し、
元タカラヅカでも「タカラヅカ」は「タカラヅカ」であって、これでいいの?
ちょっとおかしいんじゃない・・・? と思ったのは私だけだろうか・・・?

いずれにしても、芝居三昧の日々に感謝、感謝!!
芝居三昧_a0052666_152883.jpg

by kokko48513 | 2006-03-29 15:24 | 映画・音楽・芝居 | Comments(0)

好奇心旺盛と明るさがとりえの旅大好き人間・・おもむくままの旅模様&etc.etc


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