2007年 08月 16日
お盆の「送り火」
子どもの頃は、実家のある伏見の町からも、奈良電(現・近鉄)
の伏見駅や、近くの伏見桜町ダムの石箱の上から綺麗に
見えたが、ビルの乱立で今はどこまで近づけば見えるのだろう。
わが家でも亡夫の迎え火、送り火をベランダで「麻がら」を焚いて
やっていたのが、今年から“ベランダ事情”が変わってきて困って
いる。
年明けから始まった“マンション大改修工事”も間もなく終わる。
セメント張りだったベランダが、今回の工事で塩化ビニール張り
となり『火気厳禁』になってしまったこと。
これでは「モンちゃん」と楽しみにしていた花火もできない。
先日の“迎え火”は背の高いプランターの上に陶器の植木鉢を
のせていつもより密やかに焚いた『火』
「あなた、迷わずに帰ってきてるでしょうね・・・」
今夜の“送り火”はもう少し派手にやらせて貰いましょうね!
五山のカットは「大文字五山送り火協賛会」発行 絵葉書より