2008年 06月 28日
スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」大団円!!
3月新橋演舞場から始まり、4月博多座、5月大阪
松竹座、昨日27日が千秋楽だった名古屋・中日劇場、
4ヶ月に及ぶ長期公演のスーパー歌舞伎「ヤマト
タケル」が無事に終了した。
幕間を入れて4時間余りの舞台。
全く退屈をさせない素晴しい舞台だった。
昨日は、ダブルキャストのヤマトタケルは段治郎
さん、ヘタルベは猿紫さん。
1回目のカーテンコールはタケヒコ役だった右近
さんもタケルの扮装で登場、「二人タケル」の
勢揃い。
兄橘姫(えたちばなひめ)役 笑也さんが下手
舞台袖に迎えにいって、原作者・梅原猛先生が登場。
2回目のカーテンコールは舞台中央1点にスポットを
浴びて、師匠市川猿之助さん〈澤瀉屋〉がひとりで
客席に手を振りにこやかに応えておられる。
観客席は感動の渦!
3回目は再び全員勢揃い。
笑也さんの影からもうひとりの「ヘタルベ」弘太郎
さんが飛び出して猿紫さんと抱き合う様に跳ねている。
二人の「ヤマトタケル」が「帝」に最後にしたように
師匠の両脇にひざまづき手を取ると、師匠が「うん、
うん」といとおしそうに、「よくやったね!」と
言わんばかりに慰めておられる。
そんな風に見えたのは私だけではないだろう。
観客の「有難う!」「ブラボー!!」に皆さんで
大きく応えてくださって、大団円。
折角名古屋に来ているんだから、うなぎ「ひつまぶし」
を食べて帰らなくては・・・と、幕間の食事もひかえて
おいたので、久屋大通を挟んですぐそばの「松坂屋本店」
南館10階にある「あつた蓬莱軒」へ直行。
前回より若干値上がりしていて、2,730円。
量もタップリ、鰻もタップリ乗っている。
熱田の本店に行ったことはないが、「ひつまぶし」は
やはり、「蓬莱軒」に限る。
夕方までにはまだ間のある4時頃なのに、いつものように
並ばなくてもよかったが、お店は結構賑わっていた。
「大須ういろ」を土産に買って、近鉄特急で一路大阪へ。
早朝出立の日帰りで慌しかったが、楽しい一日だった。
「味噌煮込みうどん」を食べられなかったのが、ちょっと
心残り・・・かな?