2009年 04月 12日
「中欧3都プラハ・ウィーン・ブダぺスト」・・ウィーンの街を駆け回る
出発でウィーン市内観光へ。
小雨の中を「シェーンブルン宮殿」へ。
ハプスブルグ家の夏の離宮。建物も庭園もヨーロッパ有数の
バロック宮殿として知られている。
1400室の内40室が公開されていて、日本人の現地
ガイド中村さん(男性)に案内していただく。
何もかもがすばらしい。撮影は禁止。
庭園も広大で、綺麗に手入れされ素晴しい。
丁度雨もやみ、時間の限り散策する。
門から宮殿の間の広場にも「イースター」の露店が
出ていて、帰り際には賑わっていた。
そのまま歩いて「市立公園」へ。
英国式庭園で、バイオリンを奏でる金色の「ヨハン
シュトラウス像」はこの街のシンボルという。
ここの「クアサロン」でも毎晩コンサートが催される。
街中の昼食場所にはバスで移動。
名物“ウィンナー・シュニッツェル(子牛のカツレツ)”
をビールと共においしく頂く。
あとの半日は“お待ちかね!自由行動!!”
地下鉄とトラム(路面電車)を使って歩いた、歩いた。
ここの地下鉄へのエスカレーターもやはり半端じゃない
スピード。あとから行ったブダベストもやはり早かった。
《実は、以前「オランダ・ベルギー」に読売TOURで行った時、
ウィーン国際空港で乗継3時間余りというので、じっとして
いては勿体ないと、バスで市立公園とシュテファン寺院だけ
大急ぎで回ったことがある。 まさにバスでとんぼ返り!》
どこにいるのかわからなくなると、現地の人と思える
なるべく若い人を掴まえて、地図を広げて、使える
範囲の英語の単語と片言だけで尋ねると、男女どなたも
ニコニコととても親切に英語で(ここはドイツ語の国)
教えてくださった。
この街の皆さんはとてもやさしくて親切。
夜7時には、別々に行動していた淡路のMさん3人と
「オペラ座」の前で待ち合わせて、「シェーンブルン
宮殿コンサート」へバスで送ってもらい、帰りはホテル
まで自分たちで帰ることになる。
コンサートはオプションで、他の人は「クアサロン」の
コンサートへ行くため、添乗のMさんは、自分自分で
動けない人が多いそちらへ付き添い。
現地ガイドは時間外で使えず、こそっとここだけ、“添乗のサブ”
を私に頼まれる。 「Mさん、任せておいて!!」
6人編成の演奏とオペラとバレェから男女二名ずつ。
バラエティに富み、モーツァルトやシュトラウス他20曲
程、知っている曲も多く楽しめた。
が、4曲目あたりで場内がざわついたと思ったら、前の方に
いた日本人グループの中の高齢のご婦人が椅子の背に
もたれたまま動かれず、意識を失われた様子。
観客の中からすっと欧米の若いカップルが駆け寄り、抱っこ
して連れ出してくださった。
その後どうされただろう?
終演後、前に待機していたタクシーで22時ごろ無事ホテルへ
帰着。
楽しい一日だった。
が、疲れた! それでも今日も“下着の洗濯、洗濯!”
ここももう一度、ゆっくり来たい街のひとつ・・・
時間が無くシュテファン寺院へと走った事など
思い出を手繰り寄せ楽しく見せてもらっています。
10何年も前の事です。