2009年 11月 08日
初めての「ドイツ」#4・・・ニュルンブルク~ビュルツブルク
今回の旅行では一番の大移動。
朝から霧の濃い中を約316キロ走って「ニュルンベルク」へ。
ワーグナーのオペラや、画家デューラーのゆかりの地でもお馴染みだが、
第2次大戦後、映画にもなっている『ニュルンベルク裁判』と呼ばれる
国際的な軍事裁判が開かれたところ。
1時間半走ったところで“トイレ休憩”20分。売店もレストランも広くて
きれい。
孫たちに「絵本」第1弾を買う。
こういう所のほうが“お値打ち”で、良いのがあったりする。
トイレは有料で50セント(ドイツではほとんどが有料)払ったが、日本や
他の海外でも見たことが無い最新式トイレ。
用を済ませて立ち上がるとセンサーで自動的に水が流れ(ここまではある)
それと同時に“便座”がグルーリと一周して中央から出る水で洗って、
乾燥までする。
洗面所もとてもきれいでおしゃれ! 鏡も洗面台もひとつひとつデザインが違う。
ドイツではどこのトイレも安心して使える。
12時過ぎ「ニュルンベルク」到着。
レストラン前で現地ガイドのケイコさんと待ち合わせ。年輩の日本女性。
まずはお腹ごしらえ。オペラハウスのすぐ隣りのレストランで“ランチタイム”
“名物ニュルンベルガーソーセージ”(小さいソーセージを炭火で焼いた物)、これが、なかなか黒ビールによく合う!
食後、“歌劇場”、“人権宣言の道”を通って工芸品などのショップが並ぶ
「職人広場」へ。
玩具の店を覗こうと楽しみにしていたが、閉まっている店が多くて
望み叶わず。
長~い“お昼休み中”らしい・・・
いよいよ「カイザーブルク城」へバスで移動。
最初の建造は1050年。
その後500年以上、神聖ローマ帝国の皇帝が住む城として丘の上から「ニュルンベルク」を見守り続けてきた城。
豪華な装飾はほとんど無く、石造りの重厚な雰囲気。
850年前のキリスト像がそのまま飾られている礼拝堂、皇帝謁見の間、皇帝の井戸など、見どころは盛りだくさん。
ドイツ語のガイドのみ見学OKで、現地のケイコさんのお蔭で隅々まで
見学できた。
城から歩いて最も古い木組みの家やデューラの像の前を通って、
「中央広場」へ。
朝市のいろいろな業種の店がテント屋根で軒を連ねている。
30分余り自由時間。
奥にある「聖母教会」に入ってみる。
現地の人が3人と私。 5時で終わりらしく、「おしまいです」らしい言葉を
かけられ外に出る。 ステンドグラスは明るくなかったがきれいだった。
広場の一角、「美しの泉」に17時集合!
歴代皇帝、司教や著名人など40体の彫像が飾られている。
鉄の柵に「金色の輪」が一個ぶら下がっていて、願い事を唱えながら
3回転すると、その願い事が叶う・・・という。
「今年の年末ジャンボが当たりますように・・・」唱えながら3回
まわしたが、欲が深いのは叶えてもらえないかな?
今日の宿泊地「ビュルツブルク」へ約117キロ移動。
移動中だけ雨に降られた。 ラッキー!
街へ入ってからすごい渋滞。 ラッシュアワーはどこも同じ。
予定より30分遅れで19時着。
19:30からの夕食は、これぞ『料理!』が出た。
ここは白ワインの産地。辛口を注文、すこぶるおいしかった!
黒ビールも料理も、今日一日の疲れが吹っ飛ぶおいしさ。 グッド!!
朝食が楽しみ、楽しみ!